ドキュメントの掲載を開始する前にSWX自体を簡単に紹介します。

SWXというデータフォーマット

このSWXはFlash Player 6以降で使用可能なバイナリのデータフォーマットで、SWXデータフォーマット自身がSWFのサブセットであるために、loadMovieが可能な ActionScriptが動くPlayerのバージョンであればかなり柔軟で幅広い環境に対応します。

変数はActionScriptの型を持ったままSWXに内包されて親になるSWFで利用できます。

また、サーバ側のアクションを直接SWFアプリケーションからたたけるSWX APIやSWX RPCという機構をもつのでFlash Remotingと併用せずに運用できます。実際海外の事例は少しずつ増えて行っているようです。

※ SWXはあくまでデータフォーマットです。データフォーマットとして利用するときにはFlash Player 5でも利用が可能です。SWX API/SWX RPCはクラスがActionScript2(現在ActionScript3.0版が開発中)で書かれているため、開発環境は ActionScript2.0によるスクリプティングが可能な環境が必要です。Playerは6以降であれば正常に動作します。

仕事で使う上で気になるのがライセンスですが、本体のライセンスはMIT、運用するライセンスはGNU GPL2(AMFのコードを利用しているためだと思われます)となっているので、まず問題のない運用が可能です。

Flash Lite2.xでFlash Remotingを可能にする唯一の手段

一 番の特徴は、Flash Lite2.x以降で読み取り可能な唯一のFlash Remotingとなる点です。往々にしてFlash Liteが搭載されている端末は演算能力が低い場合が多いので内部でパースが省略できるのは大変有効ですし、もしかすると日本国内のケータイ電話に搭載さ れたFlash Liteへの「1フレーム1ボタン1ファイル」という制限によりできなかった一度に複数のソースからデータを取得して表示することも割と簡単に可能になります。(ただし、ソースを見る限り現状では画像をSWXに内包させて受信というのは難しそうです)

SWX APIのサーバ実装

現在SWX APIを実装するサーバは大きく分けて二つあります。どちらもAPIをテストするために SWX Service ExplorerとSWX Data Analizeが提供されているので、APIの使い方やテストもかなりしやすいようです。(AMFPHPの1.9以降のインタフェースにきわめて似ていま す)

公開されているAPI

一つはPublic SWX Gatewayと呼ばれるあらかじめクラスとアクションが用意されているswxformat.orgが公開しているサーバ。こちらは独自のアクションを アップすることはできませんが、Flicker や TwitterのAPIがあらかじめ用意されていて、公開サーバ上に置かれているswfアプリケーションであれば誰でも利用することができます。

そこに登録されているWeb APIを使ったマッシュアップを作る際、100%Flashに集中できるので便利です。

独自APIが置けるサーバ

2007 年10月1日現在は、SWX PHP、SWXCakePHP(SWX PHP 1,01ベース)が実装として公開されていますが、どんどんサーバサイドのプログラミング言語は増えていて、SWX Ruby on Rails(ベータ版段階)、SWX ,net(マイルストーン段階) が公表されています。

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